リトハピ通信

 

オープンエンドとは?

2025年12月15日
アイテム・素材解説
こんにちは スタッフのMです。
 

Tシャツの商品説明で見かけることがある

「オープンエンド糸(OE)」という言葉。

 

どんな意味かご存じですか?

 

「厚手っぽい?」「アメリカンTシャツっぽい?」

というイメージはあっても、実際の意味は意外と知られていません。

 

実は「オープンエンド」は紡績方法の一種です。
今回は、「オープンエンド」とは何か?

そして 通常の「リング紡績」との違い も含めてご紹介します。

 

■ まずは基本となる「リング紡績」とは?

一般的な綿Tシャツの多くは、このリング紡績という方法で糸が作られています。

 

イメージとしては

�� スピードの異なるローラーの間を綿繊維が通る

 → 前のローラーより後ろのローラーの回転が速いため

 → 少しずつ細く引き伸ばされていく

 

�� 引き伸ばされた繊維に、リング(輪)状に回転する部品が撚りをかけていく

 → まっすぐ整った繊維が撚られ、一本の糸に仕上がる

 

この工程により

◎太さが均一

◎ 表面がなめらか

◎毛羽が少ない

というのがリング紡績の大きな魅力です。

 

■ 一方の「オープンエンド(OE)糸」とは?

オープンエンドは、空気の力で一気に撚りをかける紡績方法です。

空紡(くうぼう)と呼ぶこともあります。
 

勢いよく渦に巻き込まれながら糸になることで

糸の内部に“空気の層”ができやすくなるのが特徴です。

 

また空気で撚っていく仕組み上、細い糸(細番手)をつくることはできません。

そのため自然と 太めの糸(太番手)=厚みのあるTシャツに繋がりやすいのが特徴です。

 

その結果、

◎表面がザラっとした質感

◎しっかりとした厚みとハリのある着心地

という、いわゆる“アメリカンTシャツらしい”雰囲気につながります。

 

Tシャツ選びの際、

色・サイズ・デザインだけでなく

「糸の種類」や「紡績の違い」にも目を向けてみると、

より自分らしい一枚に出会えると思います!

 


↑TRUSSカタログより
「OE」=「オープンエンド」とわかると、
   Tシャツ選びも一層楽しくなると思います!